山楽山学クラブ11月例会<六甲山・摩耶山>

    【日程】2023年11月19日~20日

    【行程】11/19 阪急芦屋川駅登山口10:13—11:50風吹岩12:18—13:19雨ヶ峠—14:40一軒茶屋14:55—15:03六甲最高峰15:07—16:14ガーデンテラス—16:43記念碑台—17:03宿泊場所

    11/20 宿泊場所7:45—8:39アコニー坂入口8:42—9:19掬星台9:25—9:45摩耶山史跡公園9:55—10:53行者茶屋跡—12:02雷声寺12:04—12:27新神戸駅

    【参加者】2名

     

    【登山概況】 担当リーダー(    O   )

    11月後半2日間とも10~16℃ぐらいで、寒さは厳しくなく天候に恵まれた。とはいえ、尾根筋で吹く風は冷たくじっとしていると寒く感じた。

    1日目13.3㎞累計高度+1286m、-287m。予定通りの時間で行動はできたが、1日目終了時の疲労は大きかった。ロックガーデンはその名のごとく急な岩の連続であった。一部鎖もあるが持つことなく登れる。風化花崗岩で滑りやすいが上りには差し支えない。日曜日のせいか風吹岩では座る場所を探すほど大勢の人が登っている。最高峰から記念碑台までは尾根筋だが意外とアップダウンがあり、日没との競争になった。

    2日目8.6km累計高度+327m、-1040m。宿泊場所のオーナーの好意で2㎞ほど車で移動したこともあり昼過ぎには新神戸駅に到着していた。ガイドブックで摩耶古道が整備されたことを知り、今回企画した。摩耶山史跡公園から行者堂跡地までひたすら急な階段を下る、階段だけで標高差250m以上あり、ひざ痛につながりそうで途中休憩を十分にとった。青谷コースとの分岐をすぎると踏み跡も薄くなり、道は崩れて極端に狭くなっていたり落ちてきた土砂や小石で分かりにくくなったりしている。青谷コース分岐から摩耶古道終点の雷声寺まで離合した人は3人、あまり歩かれていないと感じた。

    宿泊費用の関係で六甲全山縦走からロックガーデン・六甲最高峰・摩耶山の計画に変更したが、今回の山行で改めて六甲山系の面白さを感じた。あまり歩かれていない道で標識が見当たらない箇所では阿部さんが的確に先導してくださり無事通過することができた。

    神戸市民に親しまれている山であることを痛感しながら楽しい2日間を過ごすことができた。

    【感 想】 ( A )

    当初全山縦走の計画でしたが変更して一部横断縦走になりました、芦屋川駅からロックガーデン経由で「六甲山最高峰」を目指し記念碑台まで歩き付近で一泊し翌日掬星台、摩耶山まで歩きそこから南方へ下り「青谷道、旧摩耶道」へといにしえの時代を回想しながら新神戸駅まで下山しました。スタートは芦屋川駅から高級住宅街を眺めながらロックガーデン登山口へ「高座ノ滝」から「風吹岩」までの250mを岩登りで到着しそこまでは子供、若者が大勢たむろしていました。下のほうの紅葉は残っていましたが縦走路は枯れた状態でした。風吹岩から六甲山最高峰までは普通の登山道でしたが登山者はまばらでした。六甲山最高峰から縦走路を「六甲ガーデン、記念碑台」までは稜線のアップダウンを山道と車道を交互に歩き宿舎まで歩きました。翌日は縦走路を「掬星台、摩耶山」へ向けてアップダウンを歩きましたが縦走隊には数人しか会いませんでした、摩耶山分岐から「青谷道、旧摩耶道」を南下し石段が多い650mを下りましたが登山者はまばらでした。あまり整備されていなくて注意しながら古道を楽しみました。

    【宿泊場所の情報】( O )

    六甲縦走時は宿泊場所が気になるところだが、今回は民泊「山桜」を利用した。尾根筋の相場が1泊3万円のところ、1万円程度で利用できた。別荘を改装した1戸建てで7名定員、寝室3部屋、広いリビングがあり、浴室・トイレ、洗濯機あり。キッチンには電子レンジ・炊飯器・IH調理器あり、食器も使える。食材料さえあれば庭でバーベキューもできる。今回宿泊したのは2名だったが貸し切り。「こたつ」に入りのんびりと疲れを癒すことができた。夕食は200mほど記念碑台方向に歩いたところにある「空のダイニング」で夜景を見ながらコース料理をいただいた。

    【ヒヤリハット報告】          

    なし