山楽山学クラブ8月例会<雨飾山・妙高山>

    雨飾山

    【日程】2023年8月23日~2023年8月27日

    【行程】8/23 移動(広島から雨飾山高原キャンプ場へ)

    8/24 雨飾山高原キャンプ場6:15—6:20雨飾山登山口—7:20ブナ平—8:10荒菅沢—10:40雨飾山山頂11:40—13:25荒菅沢—15:30雨飾山登山口

    8/25 移動(雨飾荘から休暇村妙高キャンプ場へ)

    8/26 妙高高原スカイケーブル乗場8:00===8:15妙高高原スカイケーブル山頂駅—8:15妙高山登山道入口—9:50大谷ヒュッテ—10:15天狗堂—12:05妙高山(南峰)—12:15妙高大神12:30—12:35妙高山(北峰)12:50—14:50大谷ヒュッテ14:55—16:05妙高高原スカイケーブル駅

    8/27 移動(ホテルから広島へ)

    【参加者】6名

     

    【登山概況】 例会担当リーダー( N )

     山楽山学クラブの年間予定では、8月宿泊例会は雨飾山を予定されてましたが、信州まで行くのに雨飾山一座ではもったいないとの声がメンバーより出て、メンバーで話し合い妙高山にも登る計画を立てました。

    雨飾山は、百名山の一座ですので、それなりに距離もあり急な登りも多い山なので、早朝よりの登山開始を予定し登山口の雨飾高原キャンプ場にてテント泊をし、6:15より登山を開始した。荒管沢までは樹林帯の木の根の多い登山道を登り、荒管沢では沢水が冷たく雨飾山がやっと見え山体の大きさを実感する。荒管沢より急登になり途中より丸太梯子、岩稜の尾根登山となる。笹平に到着するとほぼ平坦な笹藪の中の登山道となる。

    15分ほどで最後の急登を登り頂上到着。写真撮影、昼食時に他の登山者より笹平の登山道が「女神の横顔」に見えるの教えてもらう。下りは足元に注意して岩稜帯、尾根道を下る。荒管沢を過ぎた所で小雨が降り出しカッパを着用、木の根に載って滑らないよう注意して下る。最後の木道も濡れてて滑らないよう注意し歩く。

    妙高山も百名山の一座なので、距離もあり長い鎖場もあるのでスカイケーブルを使っての登山を計画しました。スカイケーブルの始発と、山頂駅よりの終発に時間にあまり余裕がが無いので、始発に合わせて乗れるように、休暇村妙高キャンプ場に前泊し、スカイケーブル始発に乗って山頂駅に着いた。山頂駅よりはスキー場ゲレンデ横を歩き登山道に合流し、林道出会→大谷ヒュツテと歩き鎖場を通過し、妙高大神→妙高山(北峯)到着。登山道、林道と滑りやすい下りを降り、スカイケーブル最終便の30分前山頂駅到着。

     今回は、雨飾山をメインに妙高山も併せて計画しましたが、現地に行くと火打山と妙高山が同じ山体なので休暇村妙高でテント泊し、火打山→妙高山への登山がお奨めプランと思います。

    *妙高山山頂で、他の登山者が岩から転倒される現場に遭遇しました。Aさんが直ぐに応急処置を施され、転倒された本人が、自身のブログに状況説明と、応急処置に大変感謝されたと記入されてます。

    【感想】 (O)

    雨飾山山行前に重廣恒夫さんの講演会があり、予習復習して経験値を上げることが、登山の安全につながるとお聞きしました。今回登山ルートをカシミールで作成し断面図から平地4kmで経過時間を予測しました。

    また、ヤマレコから最新登山者報告も読みました。

    雨飾山の登山道は、標高差800m、推定時間5時間13分(休憩を加えると6時間半と予測)でしたが、急斜面で岩や梯子があり神経と足の筋肉を使う結構ハードな道がルートの半分以上ありました。

    先頭を歩くリーダーがバテないようにゆっくり歩いて下さり助かりました。結果は休憩加えて9時間でした。

    次の妙高山は標高差1290m、推定時間6時間45分(休憩を加えると8時間半)でした。

    ケーブルの始発8:00で上駅8:20、最終16:30から考えると登山時間8時間しかないので最終ケーブルに間に合うか気がかりでした先頭を歩くリーダーがペース配分をうまくしてくださり、後に続く者も一所懸命歩きました。歩きやすい登山道が多くあったことでペースを上げられました。9合目から上は鎖場ですが気を抜かずに無事通過できました。結果は休憩も加えて7時間45分でした。

    山頂からの見晴らしや花々が咲き(リンドウ、トリカブト、アキノキリンソウ、ツリフネソウ等)目を楽しませてくれました。信州の山は、山体が大きく長距離ルート、普段しっかり歩くことを心掛けようと思いました。

    今回の登山でもらったアドバイス

    *ストックは横に着くのではなく前に着く

    *くだりの滑りやすい粘土質道は、安定した石が出ている所につま先から足を置く

    *岩場での姿勢は体を岩から離し足元確認し、安定した足場を探る

    *呼吸は緩やかにしっかりはくと自然に吸える

    *下りの木の梯子は、縦と横木の交わったところにストックをさす。足は反対の縦木の近くに土踏まずを横木に直角に置き、もう片方の足は横木に平行に置く

    【ヒヤリハット報告】

      ナシ