山楽山学クラブ9月例会<大神ヶ岳、立岩山>

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    【日程】2023年9月9日

    【行程】廿日市市吉和支所前8:20===9:00大神ヶ岳神社前登山口9:10—9:50大神ヶ岳山頂—11:30立岩山山頂12:15—13:30大神ヶ岳神社登山口13:40—14:00タジマ谷・おばけ杉14:30—14:40おせきの墓14:45===15:05廿日市市吉和支所前15:20

    【参加者】8名

    【登山概況】 担当リーダー( S )

     炎暑が続くここ数日の中では少し曇ることもあり比較的天候に恵まれた山行だった。登山口地点で既に標高は950mあり山頂との標高差は少ないが登り始めは急坂。地元で人気の山と見え登山道は明瞭だった。しばらく登ると断崖の手前に三坂大明神社が設置されている。更に登って、赤谷山(立岩山)との分岐を右折した先が山頂で断崖上の岩塊にある。山頂でしばらく休憩。

    立岩山までは下ったり登ったりの或る程度の山行となる。立岩山まで登る人は少ないと見え、踏み跡は薄くなる。急坂を登ると展望地(1170m)。これを越すと90度右折し下る形になる。暫くすると左手に素晴らしい岩貌の立岩を目にする。立岩のやや右を登ると山頂である。山頂での休憩後、来た道を下山。

     山行に物足りないため帰路、タジマ谷のおばけ杉を探索する。タジマ谷に入り右手林道を10分ほど歩くと右手におばけ杉。太い幹が1本折れ落ちており3本で立っている。

    大向長者原林道の帰路、地元に曰くの「おせきの墓」を確認。桑原さんの「西中国山地」にも記載がある。

    大神ケ岳、立岩山は比較的広島から近距離なのだが集落から離れ人工物も余り無い。稜線から見る景色は山また山で、自然に富んでいる。もっと多くの人に登ってもらいたいと思う。

    【感想】 (T)

    現地に到着し、さあ出発と足元を見ると、入り口にあった木の鳥居がバッタリと倒れて行き先を塞いでいました。大雨で倒れてしまったのでしょうか。早く復旧してあげてほしいものです。

    急斜面を登って行くと平岩、山葵天狗社、くぐり岩、三坂大明神などの岩や祠が次々に現れて楽しみながら歩いて行くと、大神ヶ岳山頂に到着しました。山頂は絶壁の岩の上で、目の前に吉和冠山、安蔵寺山等の山々が広がる素晴らしい景色が見られて感動しました。

    赤谷山(立岩山)に向かう道には、ホトトギス、ツルニンジン、釣船草、ツルリンドウ等の可愛い花が沢山咲いていて、癒されました。そして、帰り道に寄ったお化け杉の近くに花びらの斑点が星空に見えるというあけぼの草の群生を見ることも出来て、島根県の秘境を堪能した1日でした。

     

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