山楽山学クラブ4月例会<忠四郎山>

    【日程】2024年4月13日

    【行程】錦龍の滝駐車場8:20—10:45笛吹山10:50—11:17大鉢山11:24—12:35忠四郎山12:45—14:20三ツ石忠四郎口14:25—15:07錦龍の滝駐車場

    【参加者】7名

    【登山概況】 例会担当リーダー( M.S )

     大竹市役所、或いはゆめタウン大竹を集合場所にすることも考えたが、歩行距離が延びるので錦龍の滝駐車場を集合場所にする。ここに10台くらいは駐車可。高速の橋げたの袂、錦龍の滝案内板を過ぎて右手の道に入る。駐車場までの道は細く、離合が難しい箇所もあるので要注意。

    予定時間より早く到着。トイレが一基置いてある。準備次第スタート。暑くなる気配がある。

    元は林道だったらしい道を歩く。石がゴロゴロで荒れている。赤い案内板に従い、左手山すじに入る。案内板は大竹山の会が設置したもの。コースの主要なポイントには必ず立っている。大竹市のホームページにも同会製作のルート図が載せられている。

    しばらく沢伝いに歩く。沢を横切り山すそに沿って登る。米小屋山口に来た。急坂を越し稜線に出ると日差しが強い。今日一番の登りの米小屋の稜線だ。あちこちに大きな岩が残り、見晴らし台を形作っている。ピークを3つ4つ越して米小屋の頂上(544m)に来た。大竹山の会の会員募集案内が掛けられている。しばらく稜線上を歩き、少し下ると茅野原との出合に至るが、登り返し笛吹山を目指す。一つピークを越して次が笛吹山頂上(596m)だ。見晴らしはあまり無い。

    なだらかに下る途中、左手に今来た米小屋の稜線が見える。前方には鉢をかぶせた形の大鉢山が見える。

    米小屋の稜線は大分、低いところから立ち上がっている。今歩く笛吹山から大鉢山に至る稜線はほぼ500mを越す高さにあるのが分る。大鉢山との鞍部に来た。右手に下り、また登り返すと大鉢西峰に至るが、ここは一旦大鉢に登り、再び鞍部に戻ることにする。

    大鉢山の頂上(534m)はすぐだ。南方に向かって広く開け、大竹の工場地帯、市街地そして宮島が良く見える。ということは頂上の南はかなり急に落ちているということ!

     景色を眺めた後、鞍部に戻り西峰に向かって下り、沢を跨ぎ登り返す。西峰頂上(545m)は案内札でそれとわかる程度で、狭くて明瞭でないがここで一旦、休憩。

     西峰を下り、沢をジグザグ2、3回跨ぐ。更にににその先を大廻りに廻ると出発点の駐車場に到達できるが時間も距離もかかるので別の機会になる。この登りでは牛の糞が散見される。以前、近くに牧場があったらしいが今は無いそうだ。その割には新しい糞があるのは何故?

    忠四郎山頂上(604m)に到着。見晴らしは良くない。写真撮影後、来た道を戻る。忠四郎を下り大鉢西峰への登り中途の案内に従い下山を開始。ザレた滑りやすい岩場を慎重に下る。この際、本来のルートを一時見失い、みんなを待たせルートを探す。左脇に1.5mほど降りたところが本来のルートだった。注意が必要!

    やがて三ツ石忠四郎口の荒れた林道に合流。直ぐに三ツ石大鉢口に至る。振り返ると大鉢山がかなりの岩山であることがわかる。林道を下り、ほぼ逆方向への金龍公園案内(ここが三ツ石金龍口)に従いまた山道に入り、米小屋山口を経て出発点、錦龍の滝駐車場に戻った。予定を少し過ぎた3時07分。

     このコースは面白い。案内札をたててもらった大竹山の会の方に感謝!しかし地図との照合は必要。

     一周して10㎞少し。5~6時間か!早い人は4時間だろう。

     大鉢山、或いは大鉢西峰からの下山はザレているので要注意!

    【感 想】( T.U )

     例会参加は久しぶりなので、皆さんと一緒に歩けるかどうか不安だった。

     錦龍の滝駐車場から出発し、米小屋山分岐、展望台までは、登り始めのせいか、リーダーのSさんについて歩くのが精いっぱいで、息も上がってしまった。トレーニング不足を感じた。

     歩いているうちに、だんだん慣れてきた。米小屋の登りは景色も良く、適度な岩場もあって楽しかった。

    米小屋山、笛吹山、大鉢山、大鉢西峰、忠四郎山の頂上は展望は良くなかったが、所々、大竹市や工場地帯、宮島がよく見えるところがあり、気持ちが良かった。

     忠四郎山から大鉢山の直下を下って三ツ石川への下山は、ザレた滑りやすい岩場が有り、神経を使い、慎重に下山していった。

     リーダーのSさんは、とても良く下見をされていて、たくさんある分岐でこちらへ行くとどうなるかきちんと説明して下さった。

     快晴で暑いくらいで、日陰でも24℃、日向は30℃近かったと思う。これからの季節の暑さ対策を考えた。

    リーダーのSさん、共に登って下さった皆様、ありがとうございました。

    【ヒヤリハット報告】

    特になし