伯耆大山 一ノ沢 アルパインユースクラブ 2月例会

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    【日程】2024年2月4日

    【行程】

    07:15桝水P出発-09:40一ノ沢ルート取付-11:50弥山山頂-12:50六合目避難小屋-南光ヶ原下山13:40=デポしていた車で桝水高原Pへ移動

    【参加者】:8名

     

     

    【登山概況】 例会担当リーダー(O)

     ここ数年、ユースクラブではロープを使用する個人山行や合宿山行が多く、縦走系志向メンバーが参加がしにくいという雰囲気があったため今回の例会は一ノ沢とした。参加メンバーは結局、ロープ志向の参加者が殆どだったが久しぶりに大人数でワイワイと雪の斜面を登って行くのも楽しかった。朝、出発時間になっても参加予定だったMが来ず、電話もLINEも通じず、心配したが7時15分には出発する事にした。後に判ったのだが深夜に私のLINEに仕事の為、急遽キャンセルの連絡が届いていたのだが私の確認不足だった。8人で桝水を出発、環状道路には最初から雪があり古いトレースを追う。大きなS字道路部分を斜面に入り進んだが素直に道路を歩いた方が早かったかもしれない。治山林道に入ってからもクネクネとアプローチは長い。出発して約2時間半で漸くルートの取付に着いた。前回はここまで雪が無く、最初の斜面もガレた岩と泥だったが今回はしっかりと雪があり安心する。全員アイゼン装着し若槻を先頭にスタート、雪山初心者のNを後方でT、Oでフォローする。残りの5人が先頭を交代しながら高度を上げていく。時折ガスが取れて青空や大きな岩稜が見える。前回はガスで全く見えなかったが大きな岩峰があることを初めて知った。帰宅後、調べて見ると「筍岩」というらしい。岩壁を登ったという記録も探して見たが見つからなかった。Nをフォローしながら、ガスの切れ間から登れそうなラインを想像する。下部岩壁は私には無理そうだが少し横に逸れれば登れそうなラインもあった。二度ほど安定した場所で休憩して黙々と山頂を目指す。上部は雪が付きにくいのか、尾根上は地面が現れ無雪期の踏み跡が見えていた。雪面の方が歩きやすく少し尾根から外れて歩いたりもする。山頂台地が見える頃になるとガスも取れている時間が増えてきて、一直線に続く尾根が美しい。正午前に山頂に到着、夏道以外で初めて山頂に立ったNが感動しているのを見ていると、こちらも嬉しくなる。残念ながらガスで山頂から稜線は見えなかったが、6合目の避難小屋付近からはカッコイイ北壁と対面できた。下山後は、ここ数年のお気に入りの根雨にある「レストランもり」で全員カツ丼を食べて帰ったのも良かった。

     

    【感想】N

    大山の登山道ではないルートを歩く、それも冬となると自分には難しいだろうと思っていました。ただ、例会ということもあり思い切って参加させてもらいました。当日はやはり雪の上を歩くこと、体重移動やピッケルの使い方などが難しく少しずつ距離が出てしまいました。それでもTさんが歩きやすいように雪を固めてくれたり、後ろでOさんがいてくれることで怖さが減りなんとか登頂することができました。初めて見る南壁からの大山、稜線を上がりきった山頂へ続く景色とてもかっこよく綺麗でした。初めてご一緒するメンバーの方ともお話しができて楽しかったです。体力も含め雪山の技術を磨いてまたチャレンジしたいです。

    【ヒヤリハット報告】

     なし

     

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