ゆうゆう山歩クラブ2月例会<臥龍山>

    【日程】2019年2月20日~2019年2月20日

    【行程】10:15千町原臥龍山登山口10:30-10:45渡渉-11:55ブナ林12:00-12:20雪霊水13:25-(往路は北川の谷を下る)-14:45渡渉-15:00千町原臥龍山登山口

    【参加者】22名

    【登山概況】 例会担当リーダー( 西岡 義則 )

      今年は過去に無い暖冬で、10日前にかりお茶屋辺りに20cmあった雪もすっかり無くなっていた。当初計画の八幡高原・臥龍山山麓のスノーハイキングができないので、山楽山学クラブの登山報告書を参考に斎支部長、土居部長と相談の上臥龍山へ登る事とした。

     渡渉地点は水量も多く流れも多少早かったので注意して渉る。目安の大杉の先からやっと雪が出てきたのでワカンを装着。樹齢3~400年のブナが見え始めると直に雪霊水に出るが、2年振りのワカン歩きはしんどい。雪霊水の前で昼食後にツエルトの張り方を実演した。張り綱など事前に用意しておくと短時間で張れ、雪上でのペグは小枝を取って利用することを高田さんから教わり有意義であった。

    ガスがかかっているので山頂はパスし、猿木峠へのトラバース道を150m位行ったところから谷筋を下りた。途中樹齢は想像つかない程の胴回りがざっと5m近いトチの巨木があった。斎さんの先導なくしては雪が無いと歩けない所なので、会うことのできない巨樹との対面もし、また、夏道よりは少し積雪は多かったが、埋もれ枝や岩の個所では足を取られたがワカンのトレーニングには充分であった。

     予定通り15時過ぎに下山し、斎山荘で暖かいコーヒーをいただきながら「低体温症の症状と対策」をテーマに資料を説明し、杉村元支部長のより詳細な説明で低体温、熱中症など身近に起こった時の心構えを少しは勉強できた。資料に目を通すことも安全を意識する為に必要と感じた。

    【ヒヤリハット報告】

      ヒヤリハットではないが、雪上歩行では前の足跡が安全ではないことを知る事です。三歩目でも嵌(はま)らないのに一歩目でも嵌ることがあり安全ではないので自分で注意するしかない。