山楽山学クラブ10月例会<木ノ宗山、牛田山>

    【日程】2023年10月9日

    【行程】JR上深川駅7:45—8:00木ノ宗山登山口8:10—9:15木ノ宗山山頂9:25—10:05三田ヶ峠—10:10木ノ宗山憩いの森10:20—11:15折敷谷山—13:40蝦蟇ヶ峠13:45—14:15松笠山山頂14:20—15:40戸坂駅—17:00牛田山山頂17:20—18:10尾長山18:30—19:25広島駅

    【参加者】4名

    【登山概況】 例会担当リーダー(K)

    立秋、9月のお彼岸を過ぎても残暑が厳しく、猛暑日が続く。

    長いコースを歩くため天候を心配しましたが、10月に入り暑さが少し和らぐ。

    山行当日、早朝雨が降るが出発時には雨も上がり、日中は日差しがあり汗をかきながら歩く。

    JR上深川駅から木ノ宗山(418.1m)、二ケ城山(483.2m)、松笠山(374.8m)、牛田山(260.6m)を経てJR広島駅へ、約21㎞の行程。

    最初の木ノ宗山は山頂まで、いきなり登りが続く。山頂付近には銅鐸、銅剣、銅戈が出土した地だが、先を急ぐのでゆっくりと歴史に浸ることが出来ず下山する。

    二ケ城山へは、数か所のピークをアップダウンを繰り返して登る。ここでは多くの古墳群が出土している。松笠山山頂には、マイクロウェーブの中継所が設置されている。少し下り松笠山中腹にある松笠観音寺で休憩。ここにある井戸の水を汲みに上ってくる人も多いが、今日は出なかった。

    休憩後、JR戸坂駅へ下り、市街地を歩いて戸坂登山口から牛田山を目指す。牛田山も標高は高くないがここまで長く歩いてきて、最後の続くのぼりがキツイ。牛田山からは尾長山、仏舎利塔、東照宮、JR広島駅へ到着。今日登った山には、三角点があり、それぞれの頂上からは白木山方面、呉娑々宇山、絵下山、広島南アルプス、宮島等々、360度の眺望。また市街地も望める。登山口も多く、何箇所もあり登りやすい。

    山行当日は下山するころは日が暮れ薄暗くなった。

    縦走するには距離が長いので、夕暮れが早い秋より、日が長い時季に登といいなと思いました。

     

    【 感想 】 (N)

    少し湿度は高いが、ほど良い天気の中、総距離20kmというロングトレイルに挑む。

    第一座の木ノ宗山は、いきなりの急登だが、ウォーミングアップのつもりで頑張る。

    その後、いくつかのピークを越えて二ヶ城山から松笠山へ。ここまでは快調だったが、戸坂駅に下山したあたりでかなりクタクタ。町中を通り抜け牛田山登山口に向かう。

    牛田山の山頂で、弱気な私に、「広島駅まで頑張りましょうね」と先輩がニッコリ一声。

    夕闇迫る登山道、下方に、灯りの付き始めた牛田の町並みが宝石のようにキラキラ輝き、心に沁みるほど美しい。広島駅に着いた時には、安堵感と達成感でいっぱいだった。

    終始、先輩の励ましとチャーミングな笑顔に支えられた山行だった。

    【ヒヤリハット報告】

    特になし