白糸の滝登攀 廿日市 中山川(個人山行)

    【日程】

     2023年8月9日

    【行程】

    8:15駐車場ー入渓-白糸の滝-登山道合流-キャニオニング-白糸の滝懸垂-登山道-駐車場14:30

    【参加者】

    3名

     

    【登山概要】D

    林道の橋手前から入渓。堰堤2つ越えるが、ここは林道を歩いて飛ばしてしまってよいと思う。白糸の滝のほか2.3ヶ所の滝を越える。白糸の滝を除いて新しいリングボルトが打ってある。終了点が地面側にあるので長いスリングが便利。水がぬるくてヌメる箇所もあるが概ねラバーが効く。今回は全員ラバーシューズだ。ひと登りすると登山道に出る。登山道で下山してもいいが要望もあって沢を下降する。滑りが怖いので2回ほど懸垂も交えた。白糸の滝は50m2本でちょうど下部まで降りることができる。水を被って空中懸垂になるので気持ちがいい。懸垂するなら捨て縄を用意した方が良いだろう。降りてすぐ左岸側から出渓した。入り口の木に「白糸の滝→」と書いてある。水はぬるく濁り、沢くさくて快適とは言えないが、6月ごろの沢始めだったり、初心者を連れてくるならちょうど良い難易度かもしれない。

     

    『白糸の滝登攀』 リード Dフォロー O 、OGW

    写真左側のクラックを登る。出だしは右の流側と左のクラックがあり、左を試すも足がない。さらに左のブッシュから回り込んで取りついた。少し被っていて気が抜けない。ホールドは脆くはないが崩れるので注意。カムエイドしてトップアウトした。ボールナッツ1〜5、カム0.5〜#2くらい。

     

    【ヒヤリハット報告】

    安全のために下降時ロープを出して降っていた。ダブルロープが50mも出るとかなり伸びるため、内側が抉れている小滝を降りる際に足を切らし振られてしまった。常にテンションをかけて降る基本の動作ができていなかったために起きたことで、反省したい。