山楽山学クラブ6月例会<とと道(吹屋往来)>

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    【日程】2022年6月25日~2022年6月26日

    【行程】6/25 7:00小谷SA===9:00成羽美術館P9:20—9:55牛馬供養塔—10:55窓坂入口—13:20宇治(元仲田禎邸)常夜灯—15:15延命寺—15:50吹屋の街並み—16:15ラフォーレ吹屋

        6/26 8:30ラフォーレ吹屋—9:30延命寺—10:00笹尾城址—10:45元仲田邸10:55—11:25辻堂—13:25牛馬供養塔—14:00成羽美術館P

    【参加者】10名

    【登山概況】 例会担当リーダー(U )

    岡山県高梁市成羽町にあるとと道(吹屋往来)という街道を歩いてきました。予想では梅雨なので雨を覚悟していましたが雨は降らず蒸し暑い二日間でした。山頂を目指したり稜線歩きをしたりする山行とは趣きの違う例会になりました。累積標高は1000m、片道15kmのゆったりした行程でした。成羽美術館前の駐車場に車を停めて山行開始です。とと道は時代の変遷を経てルートが途切れたり、舗装道路に代わったりしています。そのせいで途中、舗装道路を横切ったり、長く歩いたりするところもありました。地元のとと道の愛好家の方々が立てた標識があり道迷いすることなく吹屋にたどり着きました。一日目の山行終了。

    二日目、吹屋の街並みを散策しながら前日の逆のルートを歩きました。ほぼ登山計画書の時間内に収まりました。参加メンバーの皆様のおかげで充実した山行になりました。ありがとうございました。

    【感想】(K) 

    「とと道」という響きにひかれ参加申込みしました。

    5月に「ゆうゆう」との交流登山で熊野古道小辺路を歩いた時、何時もの頂上を目指す登山も充実感はありますが、歴史に触れながら歩くのもつくづくいいなあと感じました。

    今回のとと道は、高梁市成羽から吹屋までの15km。

    往来の随所、随所に江戸から明治期の供養碑や記念碑が残り、それらを目印に歩く。

    吹屋に着くと、砂鉄や銅山、弁柄の生産で栄えた往時を偲ばせる町並みが残っている。一番高いところに平成24年まで使用されていた旧小学校、中学生の校舎が修理、保存されている。宿泊は旧中学校の「ラ・フォーレ吹屋」

    二日目は来た道を引き返す。帰りは神社、寺にお参りし、来た時の要所、要所の目印を確認しながら成羽まで帰る。今度は下りなので近く感じ、歩行時間も昨日より少し早く着いた。

    初めて歩いた「とと道」でしたが、リーダーご夫妻の事前の調査、緻密な計画のお陰で高梁市の歴史を学ぶことが出来ました。

    二日間天候にも恵まれ、歩く事が出来、思い出に残る山行になりました。

    有難うございました。                          

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