山楽山学クラブ3月例会&交流山行<萩往還>

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    【日程】第1回2020年3月27日~29日、第2回2020年4月3日~5日

    【行程】3/27 三田尻御船倉跡8:50—11:35佐波山峠駐車場—15:10山口駅

    3/28 山口駅8:15—9:30瑠璃光寺9:50—11:30六軒茶屋跡11:40—14:30佐々並

    3/29 佐々並6:15—10:45萩往還道の駅11:30—14:15萩城跡—14:45指月山—15:20志都岐山神社駐車場

    4/3 三田尻御船倉跡8:55—10:15防府天満宮10:30—11:30佐波川12:10—14:35柊神社—16:50山口駅

    4/5 山口駅8:00—9:00瑠璃光寺9:20—11:50坂堂峠12:20—15:30佐々並

    4/6 佐々並6:10—9:25萩往還交流施設9:45—10:35道の駅萩往還11:30—14:40指月山15:30

    【参加者】第1回7名 第2回12名

    【登山概況】 例会担当リーダー(M.S)

    2週連続で企画し,ゆうゆうクラブの皆様のご参加もいただけてよかったです。

    萩往還は,街道沿いの桜の名所を巡れます。特に瑠璃光寺以降は雰囲気のある街道で,古人の軌跡に思いをはせる旅ができます。佐々並のはやし屋旅館も旅人の雰囲気に一役です。指月山は日本海に面した山城です。瀬戸内海から日本海まで到着したことが実感できます。第1回は雨風で条件が悪かったですが最後の達成感はありました。指月山のミドリヨシノも満開でした。第2回は好天に恵まれ桜吹雪の中を歩けました。旅は,晴れもあれば雨もある,両方あるから楽しい,山頭火の気分を味わいました。山口では4月から入会のKさん宅で一宿一飯の恩も受け,この幸運にも感謝しました。

    【感想文】 S.M

    まず最初に今回の素晴らしい萩往還トレイルを企画いただいたSさんにお礼を申し上げます。今回このトレイルに参加して本当に良かったと心から思いました。

    何と言っても第一に4/3~4/5まで連日好天に恵まれ心地よい春の日差しの中、春風に吹かれながら里ウグイスの声を聞き、芽吹いた春草を踏んで、道端の花々に癒されながら歩いたのは本当に快適だった(尤も三田尻御舟倉から山口駅までは舗装路も多かったが・・・。)

    第二に今回のトレイルの目的が桜の名所を巡るとなっていたが、心ゆくまで桜を愛でることができ一度に数年分の花見をした気分である。中でも印象に残っているのは一の坂川両岸の桜、瑠璃光寺五重塔の桜、そして青空をバックにした錦鶏湖のあの桜吹雪である。

    ほかにも多くの桜を見たが、降ってわいたコロナ騒ぎで、花見客の姿も少なく人間世界の喧騒に関係なく見事な花を見せてくれた桜に感謝したい気持ちだった。

    第三に順番が逆だと思われるかもしれないが萩往還の道中の歴史的遺産の数々を見て江戸時代の庶民の活動に思いを巡らし、維新の志士たちの長い安眠から目覚めさせられた日本の夜明けへの熱い思いを感じることができて気分が高揚する思いであった。

    それ以外にも4/3の夜は澤江さんほか5人で北九州支部のK様の自宅に泊めていただき懇親をはかれたことも忘れ難い思い出となった。

    毎日ほぼ20kmの道のりで、特に3日目の佐々並から萩指月城まではかなりハ-ドと聞いていたし通常の山登りとも違うので多少心配ではあった。しかし右膝の痛みはあったものの何とか完走でき非常に充実した3日間であった。ありがとうございました。

    【感想文】 S.T

    前週のメンバーの方々には申し訳ない位好天に恵まれた3日間でした。

    私は山口からの参加でしたが、往還の全旅路に満開の桜とこぼれ桜が舞う中を、皆桜人となり萩までの道程を楽しく歩きました。その中でも錦鶏湖をぐるりと回った最後の桜並木から桜吹雪が舞い散り感動。四十二の曲がりから板堂峠までのきつい坂は息を切らしながら辿り着き、昼食に食したザビエルカンパーナのパンの極上の美味しさに感激。宿場佐々並では旧小林家にて甘粥(あまがゆ)で喉を潤し、はやし屋旅館の豆腐料理にも舌鼓を打ちました。

    翌朝は気温4℃の冷たい空気にもめげず歩き始め、五文蔵峠から一升谷の石畳の下りを延々と歩き(都に向かう逆道程ならうんざり)、綺麗に整備された交流施設で棒になった足を休め一息つきました。最後の山越え鹿背坂を一気に登って降り、道の駅で温かいうどんを食べたら萩の街はもうそこに見え、参勤交代で帰郷した(足軽?)ほっと気分で萩城址まで歩きました。最後の余力で指月山への山登り、澄んだ日本海の海に浮かぶ島々、阿武川のデルタに広がった萩市内、フィニッシュに相応しい眺めで”最高で~した“。

    【ヒヤリハット報告】

     なし

    第1回参加者
    第2回参加者

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