読図講習会<山口県岩国市・岩国山、源氏山、平家山>

    【日程】2026年3月1日(日)
    【行程】錦帯橋バス停9:25→9:35椎尾八幡宮→10:56岩国山→12:30桜が峠→13:04源氏山(水晶山)13:43→14:10平家山→14:40室の木町2丁目登山口
    【参加者】15名

    【登山概況】リーダー(Y.E)
    登山技術普及委員会主催の支部講習会で読図を岩国市の里山で行ないました。
    昨年12月に「初級者向け登山教室」(東広島市(鏡山))で、読図の座学後オリエンテーリングがあり、参加された方は記憶に新しいはず。今回は地図とコンパスを使って山を歩く実地のみとしました。
    GPSアプリを使っての登山が主流になっていますが、アナログに紙地図とコンパスも平行して使いこなせば道迷いリスクは下げられます。基本になるコンパスの使い方・地図記号等、現地で説明しきれない情報は事前に資料としてメールでお配りしました。
    実施日の前日から晴れて穏やかな地図読み日和に。スタッフ3名+サブ2名、受講者10名。配布しておいた地図(国土地理院の2万5千分の1、クイズ入り拡大地図)を見ながら、錦帯橋バス停から椎尾八幡宮を経て岩国山~源氏山~平家山6kmのルートを歩いてみました。
    岩国山先の展望所までは、迷うところはないので全員一緒で以下の説明を入れながら歩きました。
    ・地図を進行方向に合わせる。(ヘッドアップ)
    ・練習のため<時計の高度をセット>近くの水準点6.6mに合わせてスタートしました。
    ・道の種類の見分け方<石段、車道、軽車道、徒歩道>
    ・地図記号:貯水施設・トンネル
    ・等高線(計曲線・主曲線)から標高を計算
    ・コンパスのスケールを使って距離の測り方
    ・進行方向にコンパスセット (山頂は分岐点なので下山時の注意箇所)
    ・展望所で<クロスベアリングの練習> 目標:体育館や橋
    後半の岩国山展望所から先は、3班に分かれてクイズに挑戦です。

    桜が峠まではOさんに教えて頂いた私も知らなかったルート(一般登山道ですが地図にない)を採用しました。ただ歩くより、緊張感を持って歩けるようにとSさんが実際歩いたルートを選択するクイズを作成されました。「間違えて学んでもらおう」という狙い通り、分岐を行き過ぎたり、別のルートを進んだり・・・がありました。スタッフは後ろについて歩き「間違えても黙っておくこと」でしたが、改めて難問でした。
    最後に平家山に出ると、見て頂きたかった岩国市街地の景色です。三角州の沖合に広がる米軍基地、宮島や江田島、周防大島方面の展望を楽しんだ後、下山し解散しました。
    地図を見て地形を観察しながら歩くという初歩講習でしたが、知識を更に深めて今後の山行に活かして頂けると幸いです。
    【ヒヤリハット報告】
    なし
    【感想】(H.M)
    読図講習会は今回で2回目の参加となりました。
    前回は頭の中と実地がリンクしないままで終わり、今回はもう一歩理解が進めばいいなと思い参加しました。
    岩国山での現在地同定では皆さんに教えてもらい、頭の中と実際のやり方がリンクして腹落ちしました。精度は別にして、大まかに自分の場所の当たりをつけることができた気がしました。
    平家山まではフェイクルートもあり、地図を読みこみ先のルートを想定して歩くということを学びました。
    先の地形、距離感など少し考える視野が広がったように思います。
    また、皆さんと楽しくコミュニケーションも取れ、有意義な1日となりました。
    今後随時反復訓練して自分のものとしていきたいと思います。
    読図勉強の機会を頂きありがとうございました。
    (U.A)
    錦帯橋バスセンター~岩国山~源氏山~平家山を縦走しました。
    今回の目的は読図・コンパスを使って歩く。
    スタート地点でスタッフの方に「わかりますか?」と声をかけられて、地図の正置方法を教えていただき、また、道路がこう通っていて、錦川はこっちにあってと地図を見ながら周辺状況を詳しく説明していただきハッとしました。
    足元だけでなく周りの様子を観察することも大切だと気づかされました。
    ポイントごとに準備された地図の問題。
    班の人たちとコンパスを合わせて方向を考えたり「こっちだよね!!」と声かけあって歩きました。
    みなさんのお陰で道迷いもなく最後まで歩くことができました。
    スタッフの方々には地図・資料・コンパスの使い方等などわかりやすく教えていただきありがとうございました。
    今はスマホに頼りがちで今回のように地図の確認、コンパスを使って現在地・進行方向の確認など簡単なことではありませんが「観察すること」を忘れずに山歩きを楽しみたいと思います。
    【写真】

     

    カテゴリー: 講習会