夏季霧が谷湿原整備活動

    【日時】2025年6月1日

    【行程】8:40霧が谷湿原駐車場開会式—9:00整備作業開始—12:00休憩13:00—15:00整備作業終了

    【参加者】JAC16名、NPO法人等18名 計34名

    【活動の概況】

         4月に引き続き 八幡湿原自然再生協議会等により毎年行われる夏季霧ケ谷湿原再生整備活動に社会貢献活動の一環として今回もJAC広島支部も参加をした。

         朝からの晴天で爽やかな風が吹く天候の元、刈り払い機による機械班と刈り払われた灌木等を集積する手作業班との二班に分かれハンノキ駆除作業を行った。今回はユース等多くの若い力が加わりスムーズに作業を終えることができた。春、夏と異なり支部行事にはなってはいませんが11月にも同様の湿原整備活動が行われます。有志として参加し、春・夏・秋と年を通じて湿原の変わりゆく様を観るのも良い体験になるものと思われます。初参加をされた方も今後も継続して参加をされることを期待します。

    【感想文】(M.K)

    登山道整備や自然保全に人手が足りないという話をよく耳にするので、常々参加したいと思っていた。 トレイルランニングの大会には、保全ボランティア活動に従事した証拠がないと参加申し込みすらできないものまで出てきている。

    梅雨入り前の開催日当日は、見事な快晴。参加者全員が長靴を着用し、普段は、木道の上しか歩けない湿原に降り立つ。木道の上から見るよりも、トンボも鳥も遥かによく見える。ここに棲む、カラフトゴマフトビケラ。蝶々のような外見だがカゲロウのような透き通る羽根の持ち主。各班に湿原の生態と現在の問題に詳しい方が同行するので作業の合間に質問して、この整備活動の理解を深めることができた。

    普段の仕事からくるパソコン疲れは、無心にノコギリを挽いているうちに湿原に霧散していった。湿原といえば草しか生えていないはず。なのにノコギリを使ったのである。さて何をしたのでしょうか?その理由を   確かめにぜひ参加していただきたい。春・夏・秋と年3回開催、次回は秋11月です。