初級者登山教室(読図・オリエンテーリング)
【日程】2025年12月21日(日)
【内容】
9時20分 座学開始
12時30分 昼休憩
13時 実技講習・ナビゲーション(鏡山付近山林)
14時 オリエンテーリング大会(鏡山付近山林)
15時 表彰式、片付け
15時30分 終了、解散
【参加者】スタッフ5名、参加者11名
【活動概況】リーダー(Y.T)
12月の登山教室は、読図を行いました。スマホアプリの普及によって、道迷いによる遭難はやや減少傾向にあるものの、依然として遭難原因の第1位です。便利な道具が普及した一方で、地図を読む力は低下していると感じられます。
たとえスマホアプリを使っていても、この先の地形を想像できれば、危険を予知し安全登山につなげることができます。また何より、地図を読み、試行錯誤しながら山を登る面白さを伝えたいと考え、一連の講習を実施しました。
午前中は座学にて、地図読みの基本や地図記号、地形の把握、先読みの仕方、ナビゲーションについて講習しました。午後は実地として、ナビゲーションについて講習し、実践を兼ねたオリエンテーリング大会を開催しました。
昨年は個人戦だったため、多くの方が迷われていましたが、今年は3~4人のグループに分かれた団体戦としました。その結果、昨年とは異なり、迷うパーティも少なく、まさに「三人寄れば文殊の知恵」を実感する内容となりました。接戦の末、見事Bチームが優勝されましたが、どのチームも満点ですばらしかったです。
【感想】(R.Y)
これまで何度か地図読み講座を受けましたが、身についておらず、一から勉強しようと思い参加しました。
地図記号、ピークと鞍部など、地図にはたくさんの情報があり、それを読んで先をイメージしながら計画を立てること、そしてコンパスの合わせ方、使い方を学びました。
オリエンテーリングでは、実際に地図を見ながら歩いたことで、迷いましたが修正することができました。
今回受講して、今まで地図をざっくりとしか見ていなかった事に気が付きました。
スマホに頼らず、じっくり地図を読んで、どんなリスクがあるのか確認し、安全登山につなげていきたいと思います。
リーダー、スタッフの皆様ありがとうございました。
(Y.K)
普段の登山では、地図はもっぱらスマホアプリのYAMAPに頼りきりです。もしスマホを落としてしまったら、もし突然電源が入らなくなったら──そんな不安は、心のどこかにずっとありました。今回、この講習会を良い機会だと感じ、参加させていただきました。
講習会は、午前中が座学、午後がフィールドに出ての実践という構成でした。座学では、地図読みの目的や地図の種類、地図記号といった基礎から始まり、等高線から地形を読み取ってルートを先読みする方法や、コンパスを使ったナビゲーションについて学びました。これまでも、登りか下りか、急か緩やかか、谷か尾根かといったことはYAMAPから読み取っていましたが、ハイマツや荒地などの地図記号からルートを予測し、装備を事前に整えるという考え方はとても勉強になり、すぐに普段の山行に取り入れたいと思いました。午後からは、ナビゲーションをしながら登山道を歩きました。そして最後に、紙の地図とコンパスだけを頼りに、制限時間内に各ポイントに書かれた文字を記録して回る、チーム対抗のオリエンテーリングを行いました。YAMAPを開かずに山に入ることには不安と緊張がありましたが、地図とコンパスを駆使し、自分で進む方向を判断しながら歩くことは、これまでのYAMAP頼りの登山とは違う、より主体的で充実した感覚を味わうことができました。
今回教えていただいたことを自分のものにするため、今後はYAMAPをバックアップとして携行しつつ、地図とコンパスだけで未踏の里山を歩いてみようと思います。
【写真】
