ユースクラブ10月例会<石鎚山、面河本谷(縦走、沢登り)>
【日程】2025年10月5日~6日
【行程】
10/5(日)面河渓駐車場7:51-面河登山口-13:45七ツ釜-16:18御来光の滝-17:55愛大小屋(泊)
10/6(月)泊地8:07-8:58面河山-面河登山口-11:11面河渓駐車場(下山)
【参加者】3名
【登山概況】リーダー(T.Y)
10月の例会は、当初、北アルプスの伊藤新道に行く予定だったが、天候不良が予想されたため、急遽、同じく沢歩きからピークを目指す、石鎚山の面河本谷に計画変更した。
この谷には、かつて山道があったようで、行程の序盤は山道をすすむ。ところどころ、道が崩壊しており、今回は沢登りの経験が浅いメンバーがいたため、ロープを出しながらすすむ。
やがて、山道がなくなり入渓。沢靴を持っていないメンバーは、登山靴に軍足を履くスタイルで対応した。軍足のグリップはなかなか良さそう(耐久性は悪く、途中で原形がなくなっていた。3足分くらい必要。)。行く手を阻む大岩などのアトラクションが出てきて、ショルダーで乗り越えたり、渡渉したりしながらすすんでいく。
途中、ゆりあげ手前で、山道を見つけたため、沢を離れ、その道を進む。しかし、道はだんだんと怪しくなってきて、とうとう踏み跡がなくなる。無理をすれば行けなくもなさそうだが、安全第一とし、無難に来た道を引き返すことにする。約1時間のタイムロス。
この後、ナメ滝、七ツ釜と本当に素晴らしい渓相が続く。しかし、行程は長く、時間も押してきた。山道を見つけ次第使い時間を稼ぐ。
メンバーの疲労もたまってきたころに、それまでのものとは格段に違う、ものすごい迫力の滝が見えてきた。ご来光の滝だ。近づくと、見た目の迫力に加え、滝から吹き付ける風もすごく、一瞬疲れが吹き飛び、みな滝に見入る。
ご来光の滝を右岸から巻く道も、赤テープがあるので迷いはしないが、それなりに険しい道で、最後は初心者メンバーが放心状態になりながらも、なんとか日暮れまでに愛大小屋に到着する。
愛大小屋は、とても快適な素晴らしい小屋で、開放していただき大変ありがたい。
翌日は、天気も今ひとつだったので、石鎚山頂に行かず、登山道を面河渓にまっすぐ下山した。
今年は、10月というのにそれほど寒くなく、沢歩きを存分に楽しめた。行程は多少長いものの、渓相もすばらしい非常に良い沢だった。
【写真】



