アルパインシニア6月例会<備中・クライミング>

    【日程】

     2025年6月7日(土)~8日(日)

    【行程】

     6/7(土)

     広島==9:00くろどり~10:30リバーパーク15:00~くろどり(泊)

     6/8(日)

     8:00くろどり~8:30向こう長屋~9:00代官ドリーネ11:45~12:00向こう長屋

     ~12:15くろどり(解散)

    【登山概況】 例会担当・リーダー(T.A)

     1日目。毎年恒例、備中リバーパークへ。天気が良く、暑さを心配したが、ちょうど日陰の時間帯にあたり、快適にクライミングができた。リバーパークは、私自身初めてリードを体験した場所。今年度入られた方たちも、どんな味だったかは不明だが・・・リードを味わって頂けて良かった。夜は、AさんYさんの料理に、鍋奉行が2人。美味しく楽しくいただいた。

     2日目。宿の管理人に新しいエリアを案内頂いた。宿泊地くろどりから車で駐車場(道路脇に3台、空き地に2台程駐車可能なスペース)まで10分程。「落石の心配のないエリア。子供も楽しめる初心者コースあり」と紹介頂いた「代官ドリーネ(駐車場から徒歩15分ほど)」へ。3本挑戦。かなり苦戦!悔しさと楽しさを満喫でき面白かった。下山時、宿の管理人おススめ初心者向け「モアイ岩」を見学、次回挑戦じゃねと下山、例会終了。

    【感想】(H.E)

     今回、アルパインシニアの定例会に参加し、初の県外クライミングに行ってきました。また、登山教室の同期生と数年ぶりに顔を合わせることもでき、とても良い山行になりました。

     1日目の場所は高梁川沿いで行いました。一帯は石灰岩でできているようで、岩の表面は滑らかでしたが、先端がつき刺さるように鋭く尖っていて、いつもの花崗岩とは異質な感触でした。

    クライミングゲレンデを眺めて見ると、何とかなりそうなコースもあるので一安心。ウオーミングアップによさそうなコースで練習開始、順調にこなして別のコースへ移りリードにチャレンジしてみる。コースはフェースにクラックもあり難しくはなさそう、そのうえ終了点が近く、上級者の方の声も届き安心感がある。初めての場所は慎重にゆっくり、途中クリップミスを修正し終了点到達、オンサイトに成功することができました。クライミング上級者の方から耳にした言葉は“見易いコースでリード練習をした方がいい”と、この先もトップロープ練習の割合を減らし、リードの練習を増やしていきたいと思いました。後半は残りの2本に挑戦しましたが、トップロープで登るのが精一杯、先は長いなと思い直した1日でした。

     2日目は、曇りの予報が出たため、管理人の方から紹介されたゲレンデに行くこととしました。この場所は、一見すると登れそうでしたが大間違いで、核心部で止まってしまった登攀者に“がんば”の声が飛び交っていました。苦労する人が多い中、同じ時期に始めた女性がスムースに登り、素人の目からも上手になっているのがわかり、自分ももっと練習しなければと気持ちを新たに決意しました。クライミングは回数も上達手段のひとつ、練習の機会があればところかまわず参加しようと思っています。(残された時間も少ないので)宿泊所での歓談は、初参加にも関わらず和やかに過ごさせていただき感謝の一言です。 参加された皆様、お疲れ様でした。

    【ヒヤリハット報告】

    「気がつかず蚊取り線香の横に座り、ハーネスにつけたスリングが焦げた」

    昼食休憩時、シートの上の段が平らになっていたのでずり上がって座り直した。蚊取り線香を置かれてたことを忘れ、10分くらいして戻って来られた設置者の大声に驚いた。見るとハーネスに付けたダイニーマのスリングが少し焦げていた。

    人:火傷の恐れ。物損:スリング(借り物)。周囲の観察不足、不注意を反省した。

    【写真】

    リバーパーク < 集合写真 >
    リバーパーク < 一年生(5.9) >
    代官ドリーネ < 絹かけ大根おろし(5.10b) >

    以上