山楽山学クラブ1月例会<小室井山>

【日程】2025年1月26日
【行程】もみの木森林公園センター駐車場9:50—10:45高崎山王冠頂上—12:35小室井山山頂14:05—15:00もみの木森林公園センター
【参加者】12名
【登山概況】 例会担当 ( Y.T )
この冬は雪が多く小室井山も雪で埋もれているかと思いましたが、寒波の狭間で三月並みの天候が続き雪は少なく地肌を露出してる状態の中、森林帯に入ると少し硬く締まった雪上でのツボ足での走行、ワカンでの走行を訓練をする。先人の歩行跡(トレース)に頼らずに地図による位置確認をしながら進んで歩きました。
山頂にてスリングを使っての簡易ハーネスの装着方法、フイックスロープの通過方法を試行錯誤しながら、皆さん熱心に取り組みました。
小室井山は標高差200m程、とても整備されていて少しもの足りないコースでしたが、シーズン最初の雪山例会として余裕を持って足慣らしが出来たのではないかと思います。
【感想】 ( T.K)
今回の山行目的「新雪を踏んでワカン歩行練習」
今年は雪の多い年ですが、当日は数日前から春を思わせる暖かい陽気が続き、登山道の積雪も日が差すところは地面が見えている。樹林帯に入ると積雪がある。
高崎王冠山頂から先はでワカン装着し歩く。
ワカン装着は何時もできているからと思い「事前に装着練習を」とあったにも拘らず、本番に臨むと案の定、戸惑い、時間を要し反省。
暖かい日だったので、手袋を外し素手で装着出来たが、寒い日手袋をつけたまま素早く装着する時もあるので、さっと出来るようにしたいと思いました。
雪はしまっていて沈むこともなく歩きやすい。
トレースを外れて踏み跡のないところを歩き雪を楽しむ。
小室井山頂上では、昼食後、ロープワーク練習。
簡易ハーネスの作り方。
トラバースなど通過の時、安全確保のため、フィックスロープ設置の中間支点が素通しの場合と、クローブヒッチで固定された場合の通過方法。スリングでラビットノットの結び方。
下降の時などに使う、カラビナにロープをムンターヒッチで取付ける方法を練習する。
小室井山は標高差200m余りの山だが、アップダウンがあり急登もありワカン装着で歩くのに汗をかく。
今年はじめて雪山を歩け嬉しかったです。
ロープワークは繰り返し練習し、確実に身に付けることが必要とあらためて実感しました。
【ヒヤリハット報告】
なし


