スキークラブ・スキー教室

    【日程】2025年1月18日(土)~19日(日)
    【参加者】受講生7名、スタッフ5名

    【実施概況】リーダー(S.S)
    ・今年度は初級登山講座の一環としてスキー教室を実施。当初講師としてI会員、G会員を予定していたが、諸事情により欠席となり、講師不在の開催となった。受講者の皆さんには適切な指導が出来ず、申し訳なかった。
    ・レストハウス前の広場にて、今までにスキーをしたことがない3名に指導を行った。スキー板の構成、スキー板脱着方法の説明を行ったのち、スキー板を付け、平地での片足、両足歩行を行ない、スキー板に馴染ませた。続いて階段登行、方向転換を行い、ボーゲンで斜面を滑らせた。しばらく続けてもらい、頃合いを見計らって、立山尾根コース下部ゲレンデに移動した。ゲレンデはスキーヤー、ボーダーで賑わっており、初めての3名にとっては恐怖心が先立ち、思うように滑れなかったが、リフトにも乗車でき良い経験が出来たと思われる。
    ・福山グループは2日間コース、初級登山講座生は翌日の雪崩講習に備え、スタッフ共々山荘に宿泊。鍋を囲み談笑、懇親を深めた。翌日は、福山グループメンバーを案内し山頂直下から滑走。当日は技術選の為、コースは閉鎖されていたが林間コースを滑った。昨日の飲酒が過ぎたのかテンション低く、早々に切り上げた。
    ・60、70歳の手習いメンバーもおり、当初ケガ等を心配したが事なきを得た。福山グループの皆さんには適切な指導が出来ず大変申し訳なく思っている。スキーを生涯スポーツととらえ、スキー教室を実施したが課題も多く、今後実施の是非も含め検討が必要。

    【感想】(K.M)
    16歳、24歳、38歳、49歳。これは女の厄年ではない。私の半生で、スキーをした年齢である。初心者コースより難しいコースにいけた記憶はない。中年のスキー初心者を誘ってくれるのなんて、山岳会ぐらいのものだろう。とある山岳教室の指導者が、著書に書いていた。「登山は重力に逆らうが、スキーは重力に逆らわない。歳を取ったらスキーだ」と。雪山服と雪山グローブに、レンタルスキー(会のメンバーにもらった半額券使用)をはき、レストハウス前でまずはよちよちと歩き、止まる練習をしてから、いざゲレンデへ。指導役に見守られながら、初心者コースで、ひたすらターンを繰り返す。インフルエンザの病み上がりだったため、欲張らずに体力温存。4〜5本だけ滑って午後早い時間に終了。リフトも回数券利用で、ふところは冷えなかった。こんなゲレンデの楽しみ方もあったと知り、新鮮である。テントかついで涸沢に行き、穂高を目指さないような・・すでに、また行きたいと感じている。

    【写真】