初級者登山教室<比婆山連山 伊良谷山・毛無山・烏帽子山・比婆山(御陵)>

    【日程】2024年9月15日

    【行程】県民の森公園センター9:45—10:00伊良谷山登山口—10:55伊良谷山11:00—11:54毛無山12:14—12:30出雲峠12:40—13:27烏帽子山13:37—13:57比婆山(御陵)14:02—15:30公園センター駐車場解散

    【参加者】9名

    【登山概況】(E.Y)

     連日猛暑日が続いていたが、15日は小雨ながら降水確率60%の予報となる。前日M講師より届いた実施連絡メールに「雨対策、暑さ対策」の注意あり。合羽を着ての訓練山行になるかと覚悟したがよい方へ予想は外れた。当日は薄曇りで時々日差しもあり青空も見えた。しかし気温も湿度が高く暑さは相当だった。

    総勢講師2名、受講者7名での講習会となった。受講生を見ると入会して1年以内の新人は2名のみ。長い間実施されていないので、学び治し枠で参加が過半数だった。

    1ヶ月前にM講師が作成された「山登りの装備について」の資料が送付されていたが、山行前に装備説明の時間が設けられた。

    並べられた靴(山スキー靴・雪山用・残雪期用・クライミング用・沢登り用・無積雪期用)を見ながら説明があり、受講生は現物を前に疑問点を尋ねたりして知識を深めた。

    装備の説明会後に比婆山山行が開始された。

    山行計画は10時スタートで16時下山。大きく遅れたらヘッドランプを使うことになるかもしれないため、休憩5分、10分、20分と使い分けて歩行リズムが狂わないよう時間管理をしながら歩いた。

    全体、和気藹々とした雰囲気で、参加者内の交流の機会にもなっていたように見受けられる。少し先を行く先輩会員から聞く話は新人の方には現実味があり参考になると思う。登山教室の目的に記載されていたように、新人の方へ早く支部になじんでもらう一助になる。

    暑くて汗だくだったが一人も遅れることなく計画時間内で完歩し終了となった。

    参加者の皆様、お疲れ様でした。次回もペース配分を意識して歩きましょう。

     

    【感想】(Y.O)

    今年は残暑が厳しくなかなか山に足の向かない日々を過ごしていました。

    9月15日登山教室当日は、久しぶりに未明に起き、緊張をもって比婆山に向かいました。車を走らすと、雨が降り出し初日から雨の中の登山教室かと思いきや、三次あたりでは雨も上がり、その後登山中は曇ったり晴れたり、天候に助けられスムーズに比婆山連山の山行(伊良谷山・毛無山・烏帽子山・比婆御陵)できました。芝栗・タマゴタケ・ススキ・キンミズヒキ・ツリガネニンジンと山の秋の気配を感じてきました。

    Mさんから前もって、登山装備の資料を送ってもらっていました。

    「少しでも山を楽に楽しむために荷物は出来るだけ軽くする。不要なものは持っていかない」と記載、Mさんは若い頃、各道具の重量をはかって記録したとお聞きしました。

    私も今回の道具重量計ってみました

     

    道具 食料

    ザック 1550g みたらし団子 120g

    ザックカバー 150g バナナ 100g

    ストック2本 400g サツマイモ+容器 350g

    雨具 660g ゆで卵 55g

    傘 190g 非常食 100g

    ヘッドランプ 120g テルモス大 250g+500㏄温

    虫除けスプレー 180g テルモス小 225g+350㏄冷

    地図・計画表・資料 170g アルミパック 20g+450㏄氷

    救急セット(眼鏡予備)680g

    ペットボトル(救急洗浄) 20g+250㏄水

    小計 4100g 小計 2790g

    おまけで水分適量も調べてみました

    (体重+荷物)×時間×5㎖=(53㎏+7㎏)×6時間×5㎖=1800㎖

    結果:

    私は飲料として1300㏄でしたのでもう少し水分持参します

    また食べたのは、みたらし団子とバナナ1本と塩タブレット2錠だけでしたのでもう少し食べるようにした方が良いと思いました

    荷物の軽量化では、虫よけスプレーを少量キットに変更、ストックを1本にする、傘を除く、食料軽量化 が考えられます

     

    講師から

    荷物の軽量化は登山する人にとっては重要なスキルの一つ。今回のOさんのやっているようなことを続けて行けば、そのうち身につくのではないでしょうか。

    私の場合飲用水はコンビニで購入した500mLのペットボトル2本。消費したのは1本のみでした。だからと言って次に行く時ペットボトル1本にするかというと多分しません。