山楽山学クラブ6月例会<恵那山>
【日程】2024年6月8日
【行程】萬岳荘5:00—5:10神坂峠登山口5:15—5:35千両山5:48—7:05大判山7:25—10:03宮前コース分岐10:08—10:37恵那山山頂避難小屋10:59—11:05恵那山山頂11:40—12:27宮前コース分岐12:31—14:25大判山14:46—16:00千両山16:10—16:26神坂峠登山口16:33—16:40萬岳荘
【参加者】9名
【登山概況】 例会担当リーダー( S.U )
中央アルプスの最南端に位置する恵那山は日本百名山の一つである。萬岳荘から10分程で神坂峠の登山口に着く。登山道は整備されており歩きやすい。最初のピーク(千両山)に着くと恵那山の山容が解る。ここから下り鳥越峠に着く。標識には「鳥越峠の標高1,550m 恵那山まで3時間」と書いてある。クマザサを刈った登山道をアップダウンしながら、稜線に出るとシャクナゲが咲いていた。花を見ながら登ると大判山に到着。
大判山の山頂には長椅子が置かれた休憩ポイントである。
登山道の所々ぬかるんだ場所があり雨の時は注意が必要。天狗ナギ(1、820m)この辺りから傾斜が増し、宮前コースとの分岐手前がザレた登りとなり下りは石車に乗らないよう注意すること。分岐から山頂避難小屋をへて山頂までシラビソの林を中を歩く。恵那山山頂には展望台はあるが登っても何も見えない。百名山の中でも恵那山は展望の無い山ワーストワンだそうだ!!登山者は神坂峠からのル-トより広河原からのル-トの方が多いいのは距離が短いからであろう。
【感想】(Y.O)
6 月上旬、梅雨入り前の好天に恵まれ、中央アルプスのロング縦走を満喫してきました。
萬岳荘(1580m)に前泊し、リーダーが皆の体力を鑑みて、出発を 1 時間早めて 4 時起床 5 時出に変更しました。おかげでゆとりをもって登ることができ、恵那山ルートの自然に目をやることが出来ました。
初めのピーク千両山(1700m)は笹の茂る見通しの良い山でこれから目指す恵那山の頂上まで見えました。次のピークは大判山(1696.3m)、一度鳥越峠(1550m)まで下りウバナギ(薙ぎ:山の一部が崩れ横に切り払ったようになっている)を通過し登り返しがあります。途中マイヅルソウやシャクナゲが咲いていました。
大判山まで約 4 ㎞ちょうど距離的には半分まで来ました。これからが本番恵那山山頂(2190.3 ㎞)まで標高差約 500m を登っていきます。途中テングナギ崩落地も通過します。広葉樹と針葉樹の混成林で足元にはスギゴケの仲間、木にはオオカメノキやカマカツの白い花が咲いていました。急登で疲れや足のつりが出たグループ 4 人を後発隊にして 5 人は山頂目指しました。稜線に出ると黒くぬかるむ土でした。火山灰の堆積でしょうか。山頂避難小屋で休憩をとっていると後発隊が追い付いてきましたので、恵那山一等三角点迄全員で行き記念写真を撮りました。全員で登頂出来良かったです。下山に 4 時間 30 分かかり、結構足にきました。下山後 2 日目の今も太もも筋肉痛です。
今回私は下調べ不十分で、広島空港第二駐車場を正弘駐車場と思い違いし、迷子になり皆の出発を後らせてしまい申し訳なく思いました。次回はこのようなことがないようにしたいと思います。
【ヒヤリハット報告】
特になし