山楽山学クラブ3月例会<十種ヶ峰>
【日程】2021年3月13日
【行程】神門八幡宮駐車場9:30—9:38防獣ゲート—林道終点10:00—県境稜線11:15—11:30十種ヶ峰頂上11:40—11:40熊野権現神社12:10—鳥居12:25—13:20神角八幡宮駐車場
【参加者】11名
【登山概況】
例会当日は、前日の雨の後,曇って時々小雨の降る肌寒い一日だった。
神角八幡宮駐車場を出発し,神社横の林道を山に向かった。樹齢160年のしだれ桜の下を通り.生木地蔵そばの防獣ゲートをくぐる。ゲートは開けたら閉めることを忘れず行う。堰堤を見ながら林道終点まで進むと山道となった。前日の雨ですべりやすい河原の遡行に気を付けて歩いた。谷分岐で右の谷に入ると山シャクヤクの自生地が県境稜線まで続く。ロープがはってあり,山一面の花が守られるように登山道を登る。岩とコケで滑りやすい。20~30センチメートルくらいのシャクヤクの株が見事な花を予想させた。県境稜線に上がると視界が開けるが,あいにくの霧の中展望は望めなかった。稜線を山頂に向かって20分弱登ると、一等三角点の山頂に着いた。風が強く小雨も降ってきたので,かすかに見えた大パノラマに思いを残し、写真撮影だけして,風の弱い熊野権現神社まで降りて休憩昼食とした。
下山は段差のある木の階段を慎重に下りる。鳥居の立つ分岐で道標に従って神角コースに入った。チマキザサの中を進み,樹林帯の中の一本道をどんどん下りた。神角集落に入ると田んぼが広がり,気持ちよく田舎道を歩いて神角八幡宮駐車場に着いた。
曇ってはいたが,,登りの時は雨も降らず,変化のあるコースでしっかり歩き,予定時刻より早く到着することができた。
【感想】
今年初めての山行は、長門富士とも呼ばれ 山口県内では山の女王の座に
ある十種ヶ峯なので、山口県内在住としては是非参加したい山行でした。
今回は、ヤマシャクヤク鑑賞コースを登りました。御食主命(みけぬしのみこと)が「十種の神宝」を埋めたといわれ、優雅な山体してる山なのでゆったりした山行を考えていましたが、神角神社より枝垂れ桜横の作業道を30分程度上がり、小さな沢筋を登り 少し開けた小石のガレ場の谷間に出ると両側に立入禁止のロープが張られたヤマシャクヤク自生地が一面広がっていた、鑑賞にはまだ
少し早い時期だったが、自生地一面にヤマシャクヤクの咲いている想像は出来る
景色だった。当日は少し雨も残って風も強かったが、皆さん雨も強い風も楽しん
で山行されてる姿は、コロナに負けてないの実感した山行でした。