アルパインクラブ(ユース) 1月交流山行<中国山地中央・比婆山>
【日程】
1月18日(土)
【行程】
広島=庄原=8:20県民の森管理センター9:00~9:05キャンプ場9:35~9:40 A地点(林道分岐) 9:50
~11:05 B地点(8合目付近) 11:25~12:00 C地点(御陵石碑) 12:25~12:50 D地点(越原越)~13:20 E地点(池の段) 13:40
~14:10 F地点(越原越)~14:30 G地点(1083m)~14:45 H地点(林道合流)~15:20 I地点(林道分岐)
~15:30 J地点(県民の森管理センター)……(解散)
【参加者】 26名
【登山概況】交流登山担当リーダー(Y.T)
今回、他クラブとの交流登山という事で次の事に重きを置き内容を選考した。まず、ユースらしい山行になるよう冬山での読図、また交流がメインなので比較的参加しやすく馴染みのある山として比婆山に決定しました。読図ということで予めミーティング時にポイントを選定しベアリング表を作成してから山行に臨みました。山行日の一週間前までは積もるような雪は降らなかったが3日前くらいからようやく雪が降り始めた。次の日も、他クラブさんの交流登山が開催され、そちらにも参加される方がおられた。その為、ゆっくりスタートの8:30集合とした。始め簡単に一日の工程説明をしてA~Cの3つの班に分かれて出発した。A地点に行くまでの途中の広場でビーコンの操作説明をして実際に隠したビーコンを捜索する模擬体験をした。初めてビーコンを操作される方もいて、とても興味深く熱心に捜索をされていました。A地点からは各地点で次の地点に行くまでのリスク管理を行い進む事にした。途中、実際の地形と地図を照らし合わせながら場所を特定し現在地を把握しながら進んだ。8合目付近から登山道を外れC地点の御陵石碑を目指し各班、異なる方法で進んだ。C地点からE地点は尾根沿いを行く快適なルートだ。E地点の池の段では、山座同定を実施した。他にも池の段付近でコンタリングを行う予定だったが期待した量の積雪が無かった為、中止とした。H地点から1車線道になる為、班関係なく全体で交流を図ろうと考えていたが、班に差がでてきてしまい交流が出来なかった。しかし、その分自分たちのペースでゆっくり下山でき自班の方々と親交を深められたので良かった。最後、県民の森で閉会し終了とした。今回の交流登山の準備で参加者の技量を確認するのに山行履歴を活用しましたが皆様、色々な資格や難易度の高い山に登られているのがわかったので改めて凄い方々と活動しているのだと実感致しました。また、他クラブさんの日々の活動内容や個人の山行経験などを聞けてとても有意義な時間となりました。不慣れな進行でしたが、皆様のご協力のもと無事に怪我・事故無く終えることができました。ご参加して頂きありがとうございました。
【感想】A班 (M.O)
A班の各自分コンパス作戦では残念ながら御陵にぴったり着くことはできず、改めて読図の難しさを再確認しました。GPSを頼らない山行をしてみるのも良いなと思いました。
【感想】B班 (K.Y)
今回はユースクラブとの交流山行ということで大変楽しみにしていました。
私たちBグループはベアリング表に従ってコンパスで前方の目標物を定めて進み、その目標物に到達したら再度コンパスで前方の目標物を定めるという方法で御陵を目指しました。結果は100mの誤差で、イチイの木に到達することができました。普段はスマホに頼ってしまう私ですから、今回高度計とコンパスと紙地図だけで到達できたことに大変感動しました。
12月の読図勉強会、登山口でのビーコンの使い方、山行中は地形の見方、地図の整置、山座同定なども具体的に教えていただきリーダーにはお世話になりました。皆さんの丁寧なご指導を受け、山に対して初心に帰った気がします。
ユースクラブの方たちに、年上で体力も劣るが口だけは達者な私たちと隔たりなく接していただきました。本当にありがとうございました。ユースクラブの未来は明るいなと思いました。
このような機会を次年度も期待しています。
【ヒヤリハット報告】
特になし
【写真】比婆山御陵にて集合写真