ゆうゆうクラブ12月例会<龍頭山、天狗石山、高杉山>
【日程】2019年12月11日 ~ 2019年12月12日
【行程】12/11 滝見登山口9:40~駒ヶ滝10:10~前龍頭11:15~11:30龍頭山12:20~平原登山口12:45~掛札バス停13:20==芸北オークガーデン14:20(泊)
12/12 芸北オークガーデン8:30==来尾峠9:00~天狗石山10:20~ホン峠10:40~11:30高杉山12:20~夫婦岩山12:35~サイオト集会所13:15
【参加人数】15名
【登山概況】例会担当リーダー( 山本 矢須登 )
12/11(水) 道の駅「豊平どんぐり村」に集合後、地元在住の田賀さん先導で滝見コース入口の登山口に向かう。駐車場で軽くストレッチ後、A班を先頭に遊歩道を落葉を踏みしめながら山頂を目指す。路肩には、柔和な顔の龍頭観音様が見守っている。程なく登山路から50m程度奥の駒ヶ滝に到着する。駒ヶ滝は、落差30mもの滝で行く手を阻む大きな岩山から水が流れ落ちている。傍には観音像や眼病に効くと伝えられた目洗水もあり、古くから多くの人が訪れたと言われている。引き返し15分程度登ると滝ヶ馬場駐車場に着く。案内板・トイレも整備された広場となっており休憩、その後山腹をトラバースしジグザクの階段を登りきると展望の開けた前龍頭に出る。眼下に「豊平どんぐり村」や雲海に浮かぶ山々が広がりしばし見とれる。なお、ガイドブックに記載されていた前龍頭・中龍頭の東屋は既に取り壊されていた。正面に真新しい木段の見える場所を進むと遊歩道に合流し、木段を登りきると山頂に着く。
龍頭山山頂は、360度展望のきく独立峰で方位盤、東屋(現在立入禁止)もあり、少し霞んではいたが瀬戸内海や宮島そして薄っすらと雪化粧した恐羅漢山等の西中国山地が展望できた。昼食後、掛札コースを下山する。山頂から平原登山口までは急傾斜の登山道であり、足を滑らせたり落石を起こさないよう慎重に下る。平原登山口手前にはトイレ有り、そして別荘地を少し下ったところで迎えの車に運転手のみ同乗し滝見登山口駐車場に引き返す。以降、掛札バス停にて全員を乗せ芸北オークガーデンに向かう。
12/12(木) 予定どおり芸北オークガーデンを8時30分に出発、途中サイオト集会所に車1台をデポし来尾峠駐車場に到着する。準備を整え最初の目標である天狗石山を目指す。木々を揺らす風音が響く中、急峻な登山路を登る。981.8mの三角点付近から緩やかな登山路となり、これから目指す天狗石山、高杉山等が見える。高杉山への分岐は標示板が腐食し赤テープのみとなっていた。その後ブナの林と路肩には残雪が見え始める。やがて天狗石山の由来と言われる大きな岩が現れ、その先に頂上である展望台が見える。展望台は木製で作られ一部腐食した部分も有り注意が必要、眺望は北方面のみであり風と寒さで早々に引き返す。高杉山分岐から南に進路を取りホン峠に着く。ホン峠から西へ少し下った場所に乳母御前神社の祠が見える。ホン峠から平坦な尾根道を進み、再びブナ林が見え始める頃から急峻な登りとなる。そして登山路隅の1148.7mの三角点(高杉山山頂)を過ぎるとユートピアサイオトスキー場のリフト終点に出る。ここからの眺望が良く、才乙の集落や夫婦岩山そして周囲の山々が見渡せる。風を避け昼食後、ゲレンデのスロープに沿って夫婦岩山を目指す。夫婦岩山の山頂もユートピアサイオトスキー場のリフト終点となっている。リフト横の尾根道を西に進みやがて急峻な登山路を下り林道へ出る。その後は林道に沿って降り、順覚寺前の車道からサイオト集会所に戻る。サイオト集会所に1台デポした車で来尾峠の各車を回送し、集合・解散の後それぞれ帰途に着く。この2日間とも急峻な上り下りがあったが、全員が慎重に行動し事故もなく山行を終えることができ、メンバーのみなさんに感謝を申し上げます。
【写真】