アルパインクラブ(シニア)10月例会<宮崎県 比叡山(クライミング)>
【日程】
2019年10月12日(土)~14日(月)
【行程】
12日(土) 広島8:40=大分IC=北方IC=17:00鹿川キャンプ場(テント泊)
13日(日) 鹿川キャンプ場5:00=5:35比叡山駐車場6:15~1峰南面(第1スラブルート)6:30~12:45Aピーク13:00
~13:20比叡山山頂~14:30駐車場14:45=八面山平和公園(テント泊)
14日(月) 八面屋平和公園6:40=7:00八面山駐車場~7:40上部エリア(クライミング)11:25~11:50駐車場12:00
=道の駅 「中津」=14:20めかりPA=17:30広島(解散)
【参加人数】 9名
【比叡山 M班行動概要(T.M)】
Y.O、T.M(L)、T.Mでパーティを組む。取付 6:30-終了11:30。
ダブルロープ使用。T.Mリードで2人同時引き上げ。
第一スラブのスーパーというルートを登った。1P目 第一スラブノーマルルートと同じ。2-4P目ノーマルの左側スラブ。楽しい。2P目を中途半端なところで切ってしまった。のんびりしていたら後続パーティに追いつかれてしまった。4P目(トポでは3P目)は上部の大岩の右側がルートであるが、左に上がってしまい5P目のスタート地点までロープ伸ばせず、歩き。終了点はカムで作る。5P目(トポは4P目)はノーマルと同じ地点からフェースを直上。上はノーマルと同じルート。6P目トポの5,6Pを通しで登った。7P目はノーマルの右側がルートであるがノーマルの方に逃げる。上部はブッシュ。8P目はノーマルと同じ。
とにかくダブルロープで二人を引き上げるというのはえらくしんどい。ロープが絡まりあい毎ピッチロープを整理し直す羽目に。二本のロープを別々に束ねればよいのだろうが、そんなゆとりはなく、引き上げるのに一生懸命になってしまう。こういうシステムはあまりやりたくない。
終了点はしっかりした支点が整備されているが中間の支点はやたらと少ない。今回はキャメロット#0.5‐2を使用した。
終了点で全員合流
【登山概況】 例会担当リーダー(T.U )
比叡山Ⅰ峰の「第1スラブ」は比叡山エリア全体を通して初登ル-トであり、今なお高い人気を誇る素晴らしいクラシックル-ト。ル-ト名はスラブですが、実際にはフェース、クラック、カンテと変化に富んでいる。
グレ-ドも手ごろなので、入門的ル-トとしてよく登られている。
今回の超大型台風19号が日本へ接近しており心配したが、東へずれたため例会を決行する事にした。
10月12日
8時に横川駅に集合し出発する予定だったが、台風の影響でJR呉線・山陽本線の電車が止まったが。
Tさんのお陰で全員横川駅に集合する事ができた。強風の中3台の車で鹿川キャンプ場へ
10月13日
5時にキャンプ場を出発し比叡山登山口駐車場に着いたとき他の登攀者はいない。暗い中登攀の準備をする。明るくなった6時30分頃駐車場を出発し、取付き地点からA班(T.M、Y.O、T.M(L))がス-パ-ル-トをダブルロ-プで出発、続いてB班(M.O、N.W、Y.N)がノーマルル-トをシングルロ-プ2本で出発、最後にC班(T.U、F.T、Y.T)がノ-マルル-トをシングルロ-プ2本で出発。A班が出発準備中に地元山岳連盟の講習会で15~6名参加とのことなのでス-パ-・ノ-マルル-トの混雑が想定される。
1P目の確保点からス-パ-ル-トは左のスラブへ、ノ-マルル-トは直登となるが距離が短く難しくはない。3P目の確保点のテラスでス-パ-とノ-マルが合流する。C班が到着したとき、講習会の方々がス-パ-ル-トから続々上がって来る。C班が出発する時には、我々を含め10名程度テラスにいた。
4P目は亀の甲羅と呼ばれるスラブを登攀する。ノ-マルに行ったつもりが、ス-パ-ル-トを上がった様だ。
4P目の確保点からの眺めは素晴らしい。
5P・6Pはスーパ-ル-トを(距離約50m)を一気に6Pまで登る。
7P目は少しブッシュの中を通過する。
最終ピッチの終了点で先行パ-テ-のT.M班達が待っていた。先行パ-テ-と最終パ-テ-との時間差は約1時間違った様だ。全員無事登攀出来た。比叡山山頂で記念撮影をし、登山道を下る。途中の展望台からニ-ドルに登っているクライマ-を見て次はあそこだと皆思った。
駐車場で荷物を整理し、八面山へ移動する。
10月14日
7時にテン場から八面山駐車場へ移動し上部エリアで11時までクライミングをする。
鯉の滝登り、カプチ-ノ、春よ来いの3ル-トを登るが、春よ来いは手ごわく春は来なかった。
11時半ころ駐車場に戻り、中津道の駅で昼食と買い物をし広島へ
【ヒヤリハット報告】
特になし
【写真】