ゆうゆうクラブ5月例会<伯州山・三ヶ上>

    【日程】2019年5月8日~2019年5月9日

    【行程】1日目(5/8)七塚原SA8:00=赤和瀬林道P10:30-伯州山12:30-赤和瀬林道P15:00=国民宿舎いつき(泊)

    2日目 (5/9) 国民宿舎いつき=上斎原振興センターP8:00-三ヶ上10:00-上斎原振興センターP12:00=広島18:00

    【参加人数】17名

    【登山概況】

    例会担当リーダー( 土居 義信 )

    5/8伯州山 今例会は“ゆうゆうクラブ”初の泊の例会である。よって雨天中止のない山行となり、事前ミーティングでは「雨対策を充分に」の指示も出したが、安定した天候が続き心配は杞憂に終わった。

    初日の伯州山は“春を告げる花 イワウチワ”の群生で有名な山である。但し花の時期は終わりでメンバーにはあまり“期待するな”と警告を発していた。ほぼ予定通り登山口を出発し林道を約40分歩き山道の入り口に着く。オオカメノキの白い花が涼しい風に揺れる快適な林道歩きであった。尾根までは少しきつい急登が続く。視界が開け伯州山山荘を目指す。山荘から頂上までは約10分、360度の眺望がすばらしい。特に大山山群全てを遠望できる。昼食、集合写真を撮り下山する。イワウチワの群落が広がる新コースを下る。期待はしていなかったが、やはり気になるイワウチワ。「イワウチワの花、見つけた!」の報、全員集まり、カメラを向ける。その後も遅咲きのものを数輪見つけ、例会担当として安堵する。予定より早く下山できたので近くにある“岩井の滝”に寄って宿舎へ戻る。入浴後、今回の例会から個人装備に入れたカラビナとスリングを使ったワンポイントレッスン(簡易ハーネスの作り方)を実施した。また先の連休中に山での落雷死亡事故があったので落雷対策のワンポイントレッスンも急遽実施した(上岡、資料提供)。

    5/9三ヶ上 山名に特徴がある山である。由来は北東に因幡の国、北西に伯耆の国、南に備前の国を望むことが出来ることからの説と山頂が3つの頂からなっているとの説がある。当日は予定を30分早め宿舎を出発。車道、林道を約40分歩き、登山口に着く。昨日に続き天候は快適である。山道は巾広くよく整備されている。第1ピークからは大山をはじめ中国山地の山並みが一望できる、また古い石仏もある。第2ピークを通過し第3ピークで軽い昼食をとり眺望を楽しむ、ここに三等三角点がある。下りはもと来た道を引き返す。冷たいそよ風も吹き清々しい登山であった。

     最後に隣県の岡山の山を歩いて感じたことを述べる。山、登山道等が良く管理・整備されていること、そして不法投棄の類が皆無であった。スポーツ・文化に力を入れている岡山県の施策が良く理解できた2日間であった。

    【写真】