ユースクラブ1月例会<広島県・比婆山>

    【日程】2019年1月26日(土)

    【行程】

    26日 広島=7:30広島県民の森センター(読図講習:ベアリング表作成など)10:00~スキー場下部10:25~スキー場上部11:20~12:45比婆山御陵石碑13:10~スキー場下部14:10~14:20広島県民の森センター

    【参加者】7名

    【登山概況】 例会担当リーダー(A.T )

    山行前日の予報で大雪と予想されたが読図訓練だったので当日に現地の様子を見て遂行か中止の判断をしようと思いAM3時に家を出発した。道中は雨だったが庄原市西城町に入ると突然吹雪に変る。積雪の為、県民の森センター800m手前付近で車が動かなくなり後方から来た仲間の車に牽引してもらいなんとか現地へ着いたが集合予定時間より30分遅れてしまった。県民の森センターロビーのテーブルをお借りして読図講習スタート。まずは地図を広げ比婆山山域の偏角値を元に偏角換算表で磁北角度を割出し磁北線を引く。次に尾根・谷が一目でわかる様に色違いのマーカーでラインを引いた。最後に今回歩くルートを設定しベアリング表を作成していった。ルートを県民の森→スキー場(リフト使用)→比婆山御陵石碑(コンタリング)→池の段→立烏帽子山→下山と当初は予定していたが時間を合算すると15時には下山できないので、御陵~池の段間の鞍部から林道に降りるコースに変更し登山開始。リフト券売り場でリフト券を購入しようとしたが登山者はリフトに乗れない事が判明、急遽休憩室でコース変更会議。リフトが使用できないと1時間ロスなのでスキー場沿いを登りリフト終点から比婆山御陵石碑を目標にストレートウォークしそのままトレースを戻る工程に再度設定。スキー場左側下部から登り始める。スキー場なので傾斜が急で登るのがしんどかった。リフト終点でコンパスを258℃にセットしてその方位を維持しながら比婆山御陵石碑を目指す。先頭はラッセルに専念し2番手がコンパスを見て進路を指示する役目と決め、順次交代しながら進んだ。枝や木々が行く手を阻むので20m位先の木を目標にして迂回しながら進む。新雪が60cm位、上乗せされていたのでラッセルが大変。途中、小休憩中にコンプレッションテストも実施。コースの後半に徒歩道を30m位の間隔で2本またぐ予定だったが1本しか分からず少し進路が北西に行き過ぎていると思い一時停止。地形を確認するも特徴的な所がないので現在地の特定が難しい。コンパスの進行矢印は北西方向を示していたのでコンパスを信じそのまま進む。少し進むとなだらかな地形に変化する。ゴールの石碑が雪で埋もれている可能性があるので慎重に行く。しばらく進むと看板を発見。登山道に出た。50m北西に石碑を発見。GPSで歩行履歴を確認したところ50m目標からずれてはいたがルートは綺麗な直線になっていたので今回は良いとした。登頂予想時刻も予定通りだった。山頂で昼食、写真撮影をしてバックベアリング値をコンパスにセットし帰路へ。新雪の下り路とあってか20分足らずでリフト終点に到着。スキー場も尻シェイドを楽しみながら下った。今回、遅刻の為、山行時間が短くなってしまい本来予定していたルートを歩けなかった。また、山座同定、クロスベアリングも実践したかったが吹雪の為、視界が効かず出来なかった。今回、読図訓練を行ってみて色々と要領が分かったのでまた、来年も期会があれば開催できたら良いと感じた。

    【ヒヤリハット報告】

    県民の森に向かう道中積雪が多く車が動かなくなってしまい開始時間が30分遅くなった。

    対策:他のメンバーと乗り合わせをする。大雪が予報される場合は早めに中止の判断をする(山行よりも目的地に行くまでの道中が危ない為)。

    当初はスキー場のリフトを使用する予定は無かったが時間が押していたので使用する事になったので

    リフトを使用する事も想定して事前に下調べをしておく。