ゆうゆう山歩クラブ 12月例会 <日野山>
【日程】 2018年 12 月 19 日 ~2018年 12月 19 日
【行程】道の駅(舞ロードIC千代田)9:00ー9:25日野山登山口9:55-9:58常仙寺跡10:05-10:45日野山城中城跡10:55-11:10日野山城二の丸跡11:15-11:25日野山山頂(本丸跡)12:05-14:20車道14:25-14:40万徳院跡15:10=15:15吉川元春館跡15:40=15:55道の駅(舞ロード IC 千代田)解散16:05
【参加者】20名
【登山概況】例会担当リー ダー (土居 義信 )
今年最後の例会は、8月の郡山城 跡・多治比猿掛に続き、広島に縁のある「毛利両川」の吉川氏の居城跡を訪ねた。
土地柄12月も下旬に近い頃なので雪の心配もしたが、この時期にしては穏やかな天候に恵まれた。登山口を出発すると直ぐに吉川興経の菩提寺であった常仙寺跡(国史跡)、10月下旬に下見に来た時と周りの風景が一変していた。参道が整備され周りの木々が伐採されて見違えた。国史跡にしてはあまりにも酷い状態であったので整備されたものと想像される。
日野山城(跡)は吉川氏の本拠城で28の廓を持つ大規模な中世の山城、事前に配布した縄張り図を見ながら頂上の本丸跡を目指した。廓の数、規模に圧倒されながらの道中であった。標高705mの山頂からは島根県境の峰々が見渡せる。
下山は登りと一変し悪路、道無き道である。最初は急坂、木を頼りにゆっくり下る、そして沢に沿って慎重に徒渉した。平地に出ると笹薮、地図とコンパスを頼りに目的の町道との合流点を目指した。全員が到着したときは達成感と安堵の入り混じった少し複雑な心境であった。
万徳院跡まで舗装道路を約20分歩き、山中に開かれた本堂・庫裏等の建物跡を散策した。そこから車で移動し吉川元春館跡を訪ね無事例会は終了した。今年最後の例会が終わってホッとしたのであろうか?「下山報告」を忘れていた。翌日パソコンを開くと「無事下山されましたか?」のメール、リーダーの方、くれぐれも下山報告を忘れることなかれ!
【ヒヤリハット報告】
なし
【写真】