山楽山学クラブ5月例会<大山山系 船上山>
【日程】2018年5月2日~2018年5月24日
【行程】
5/23 船上山東坂登山口15:15—船上山避難小屋16;15
5/24 船上山避難小屋5:20—6:10 350m地点休憩6:20—7:35勝田山7:55—甲ヶ山手前岩尾根9:00—甲ヶ山 山頂—11:50小矢筈12:05—12:30矢筈ヶ山13:00—13:40大休峠14:05—15:25香取 車デポ場所
【参加者】13名
【登山概況】
山楽山学クラブでの初めての宿泊山行。気合を入れて準備したし、緊張感を持って山行に挑んだ。
甲ヶ山→矢筈ヶ山までは気の抜けない縦走路なので、保険の為に何度かザイルを出して、安全を期した。ゴジラの背と呼ばれている岩稜帯の通過には、フィックスを45m張り、各自、安全環を通してもらった。
まだまだ不慣れな方も多く、今後のクラブの緊急課題だと思う。
大きく言えば、山行の積み重ねしか解決策はないとは思うが、難しい場所に行くわけではないが、ザイルに触れる機会をたくさん作って行きたい。
最期に、クラブ員の真面目で真摯な姿勢を感じ、リーダーとして頼もしく感じた。
【感想】
初日は雨だったが、金持ち神社参拝のご利益もあってか、翌日は、終日快晴で、雲一つかかることのない大山山系を終日見ることができた。
甲ケ山手前から矢筈ケ山の間の難所には、適宜ロープを張るなどして安全確保をし、経験の浅い人にも、岩稜・急な下りを歩き、その経験を積み重ねてもらった。
また、ベテラン勢にはいろいろアシストしてもらったが、これもそれぞれの技能維持・向上の一助になったのではないかと思っている。
また、時間はかかったが、10か月ぶり位となるロング縦走を 最後の石ころ道も含め全員無事故で、元気よく歩き通した。
山楽山学クラブになっての初めての宿泊山行であったが、荒路を含め変化にとんだロング縦走、あちこちで展開する大山山系のパノラマ、新緑を終えつつあるブナの大樹林の連続、さらには前日の非難小屋での交流等も含め、「クラブ員が山を楽しみ、山に学び、幸せになろう」という当クラブの理念にかなう方向での山行が、できたのではないかと思う。
これも皆さんの積極的・主体的参加のお蔭と、うれしく感じるとともに、より多くのクラブ員に参加してもらい、皆で一緒に、体力・技量に応じた山楽山学の夢を作り上げていきたい。