ユースクラブ6月例会 <ウラオレ谷遡行>

    【日程】2016年6月26日
    【場所】ウラオレ谷(十方山)
    【行程】ウラオレ橋から入渓~三つ滝登攀後遡行終了登山道へ~那須登山道で下山

    【参加者】CL松浦朋宏、SL勝田直樹、江角知子、安松崇、古川雅之、東真実子、椋本太造、田中明良、藤本寛子、齋藤慎太郎、岩切大善
    【登山概況】 例会担当CL( 松浦 朋宏 )
    今シーズン最初の沢なので初心者でも気楽に楽しめるだろうとウラオレ谷にしました。
    若手に経験を積んでもらおうと思い、安松、田中に先導役をしてもらい、滝の登攀ではロープのフィックス遡行終了後に地図読みして皆を誘導する様に指示をして入渓。
    入渓はウラオレ橋からで高さはないので簡単降りれる。
    入渓後単調なゴーロ帯が続く、時々ある小滝や岩をメンバーが夫々力量にあった場所通って抜けていく。
    三つ滝では先行パーティが登攀中だったので、その間に初心者にクレムハイストのやり方を教える。
    三つ滝は、一段目二段目三段目と慣れた人ならフリーで登れるのだが、初心者用に三つともロープをフィックスして先ほど教えたクレイムハイトで登ってもらい、登った人にはベテランから引き揚げのやり方を教えてもらった三つ滝を過ぎたとこで遡行終了して登山道へと向かう。
    登山道までは道はなく読図をしながら進んでもらう、慣れてないので時々不安そうには見えたが無事那須登山道に出る。

    (感想)
    <齊藤 慎太郎>
    私にとってユースクラブでの初山行ということで、期待と少しの緊張をもっての沢登りとなった。しかしユースクラブのメンバーの皆さんはとてもフレンドリーで、あまり気を使わず登山ができて助かった。遡行難易度は低く、のんびりとした沢を楽しめた。
    山行中の反省は、防寒対策が甘く泳ぎや滝身に突っ込むことができなかったこと、メモが出しにくく遡行図が書けなかったこと、ブーリンノットを使用しての支点構築を知らなかったこと(今まではスリングや捨て縄で対応していた)などが挙げられる。 今後も新しい技術を身につけ、更に高度な山行に挑んでゆきたい。
    <藤本 寛子>
    この度が初の沢登りとなりました。前日までの豪雨で通常よりは増水しているとのことでしたが、想像していたより流れが早くなく、ド素人の私でもなんとか歩くことができました。ただ、6月下旬とは思えない低めの気温と水温に加え、晴れ間が少なかったので、寒さが身体にこたえました。正直なところ、滝がキレイに見えてテンションが上がるまでは「あぁ、なぜこんな所に来てしまったんだ。温かいベットが恋しいよぉ・・・」なぞと思っておりましたが、光がさしこむ美しい景色を見た時に疲れが吹き飛びました。最後の壁を登れた時は嬉しくてその日ピークにご機嫌でした。
    反省としては、装備をもっときちんと調べておけば、より快適に過ごせたのではないかということと、計画やルートについても、事前にもっとしっかり把握しておくことでペース配分を考えたり、荷物の準備に活かす事ができたのではないかという事です。今回はまるっきり付いて行かせて頂いたので、これから少しずつ勉強して主体的に参加出来たら良いなと思いました。色々と助けて頂きありがとうございました。
    <松浦 朋宏>
    ユースクラブも三年目、今までユースの沢登りは私が先導してリードで登ってたが、これからは出来るだけ若手にやってもらうつもりだったので今回は安松と田中に任しました。
    やっぱり自分で考えて迷いながら判断するのが面白いので、どんどん自分から進んでやってくれればと思います。
    自分自身の事を言えば、まだまだ人に教えるには勉強不足だと思ってます。

    【コースタイム】9:00ウラオレ橋~9:24 F1~12:10ナメ滝~12:25三つ滝~14:15遡行終了点~15:33那須登山道へ~16:26那須登山口駐車場