ユースクラブ5月例会 <読図訓練 恐羅漢山周辺>

    【日程】2016年5月22日
    【行程】羅漢エコロジーセンターハウス集合→立山ルート→台所原分岐→台所原→亀井谷を下る→647分岐から登る→突き当り分岐をジョシのキビレ方面へ→旧羅漢山登山口→ハゲノ谷(広見三本栃)→カマのキビレに合流→旧羅漢山→恐羅漢山→下山

    【参加者】CL田中明良、SL古川雅之、岩切大善、村上友香、大田由孝
    【登山概況】 例会担当CL( 田中明良)
    出発前にルート確認と危険個所の確認後、元気なうちに集合写真を撮り出発。立山ルートを直登後、台所ヶ原ルートを下り台所原分岐で小休憩。亀井谷に入ると急な下り坂が続き途中から沢に合流。テープを頼りに進むがなかなか見つけられず古川さんにサポートしてもらう。標高が660m付近からジョシ谷分岐の目印を注意深く探しながら進むが通り過ごしてしまう。ジョシ谷を登るが、道が悪く急登。点線通りに行く為踏み跡を無視。5m前後の滝を登り藪漕ぎを進む。地図には載っていない小さな小川があり等高線の凹凸で「この辺りかな?」と予想しながら進むも途中から分からなくなりとりあえず尾根を目指す。尾根でGPSを確認。予定分岐より300mほど西にそれていた。尾根に出たら踏み跡があるのを期待していたが全くなく藪漕ぎが続き心が折れそうになる。尾根上を進み3回に1回しか見つからないジョシのキビレを目指す。無事に目印のかまぼこ板看板を見つけて小休憩。途中で村上さんのストックが紛失していた事に気付く。休憩後、道ヶ谷を下り旧羅漢山登山口へ。テープもあり歩きやすい道だった。途中から小川に沿って進む。広見三本栃の案内板で小休憩。ハゲノ谷を登り広見三本栃を目指す。途中いくつかテープを見失しなったが皆さんからサポートをいただき無事広見三本栃へ。3本栃を発見したが体力と気力があまり残ってなかったので近くには行かず遠目で鑑賞。この時点ですでに15時だったので最後のひと踏ん張りと頑張る。旧羅漢まではなだらかに巻きながら登る。旧羅漢山に到着して少しホッとする。恐羅漢に向かい立山ルートを下り17時に無事に下山。各自解散。
    (感想)いままでの登山ではあまり地図読みをしてなかったが、あらかじめ地図読みをすることで実際に崖が現れたり、急斜面になったりと一種の予想当てゲームのような感じで楽しかった。これは読図初心者ならではの単純な楽しみ方だが、実際のリスク管理の面でも重要だと感じた。崖がある、上りがきついなど事前に知っていれば、それに応じたプランが組める。長い道のりも、自分がどのあたりを歩いていて、あとどれくらいなのかがわかれば、耐えることができると思うのでこれからも地図読みのスキルを上げていきたいと感じた。次回は冬山で読図訓練をチャレンジしたい。(田中明良)

    【コースタイム】7:20羅漢エコロジーセンターハウス集合→立山ルート→台所原分岐→8:45台所原→亀井谷を下る→647分岐から登る→突き当り分岐をジョシのキビレ方面へ→13:50旧羅漢山登山口→14:40ハゲノ谷(広見三本栃)→カマのキビレに合流→16:00旧羅漢山→16:25恐羅漢山→17:05下山